【海上保安庁】「巡視船みずほ」の一般公開
8月27日に名古屋港で海上保安庁の「大型巡視船みずほ」の一般公開がありました。
同日には大阪港で「護衛艦こんごう」の一般公開もあり迷った結果、今回は「巡視船みずほ」にお邪魔することにしました。
名古屋港、めちゃくちゃオシャレになってます。
通勤路からいつも対岸に「巡視船みずほ」が見えていたのですが、乗船させていただくのは初めてです。高まる。
かなり日差しが強い中、並んでいる参加者に対して色々なサービスがあります。給水もその一環。ありがたいです。
\うみまるさーん!カメラ目線くださーい!/
万が一ですよ?万が一中に人が入ってるようなことがあればそれは大変そう。中の人なんていないと思いますが、はい。
1時間近く経ってようやく乗船。お邪魔します。
残念ながら、防衛上の理由からか船内やブリッジは一切撮影禁止でした。感想としては「あぁ、これは慣れるまで迷路だなぁ」。
ブリッジを抜けて、ウイングから名古屋港を望みます。潮風が気持ちいい。
海上保安庁や愛知県警察などの機関の船がたくさんいます。海上パレードに向けて単縦陣が形成されていきます。
「巡視船みずほ」の横を巡視船群が通り過ぎていきます。
名古屋市消防局の船ではレスキュー隊員が手を振ってくれています。サービス精神旺盛。
海上パレードの後に警備訓練がありました。
不審船 (役) が侵入してきます。逃走する不審船を巡視船群が追いかけます。おそらく実戦だとここに海上自衛隊のミサイル艇や次期哨戒艦、哨戒機部隊が加わるのでしょう。
追い詰められた不審船がいよいよ発砲。武装した保安官が小銃で応戦します。こんな感じのシーンはドラマ版海猿にもありましたね。
目の前で銃撃戦が始まり、以前参加させていただいた陸上自衛隊のドライブイン・コンバットを思い出しました。
巡視船から保安官が不審船に乗り込んで犯人が確保されました。最初に突入する隊員さんは大変なプレッシャーかと思います。
混み合ってきたので船尾に移動します。青空に日本国旗がよく映えます。
ヘリコプター格納庫で物販コーナーがあったので、キャップと先ほどの武装保安官のマスコットを買いました。かわいい。
この後、ヘリコプターによる吊り下げ訓練などがあったのですが、iPhoneが直射日光にやられて写真が撮れていません。全部夏のせいだ。
隊員さんと話を聞いたところ、「巡視船みずほ」には潜水士の方は乗っていないようです。もし海難事故が発生したら、中部国際空港の基地からヘリコプターで潜水士がすぐに派遣されるとのこと。Uber eatsや出前館といい、昨今のデリバリーの流れがここまで。
新型の「巡視船みずほ」が配備されて、東南アジア海域などの哨戒はとてもやりやすくなったとおっしゃっていましたが、このような大変な仕事にあたられる方たちの待遇がどんどん良くなることを祈ります。
海上保安庁とはいえ海外から見ると立派な沿岸警備隊、コーストガード。活躍することがないに越したことはないですが、これからもお仕事頑張ってください。